【神戸勝手流釣魚図鑑7】マゴチ狙ってコレばっか?アカエイ。外道中の外道。ボディのいい女。

こんにちは。

先日、このコーナーを久しぶりに書いていたら横浜のキャスター:マイコーから「外道のコーナーも復活せよ」との厳命が下された。釣魚図鑑も外道も楽しみにしてくれているとのこと、ありがたいことだ。
マイコー安心してくれたまえ、オレの釣っている魚の95%程度は「外道」なのである。
つまりは「釣魚図鑑」とか書きながらもまさにほとんどが「外道」について書くこととなり、ついでにかつてのコーナーと「ネタが被る」ということさえも起きることが予想される。

そして、今回はまさにそんな感じだ。

アカエイ。
この魚をはっきりと「視認」したのは今から25年近く前。まだオレが「渓流釣り」にどっぷり浸かっているころで海釣りは夏場のデキハゼ釣りくらいだったころのことだ。
先日「浦安鱚鰈調査隊さん」
http://blogs.yahoo.co.jp/hederinrento
のよく行かれている若洲周辺の釣り場のことを書いた
http://94432163.at.webry.info/200904/article_29.html
のだが、その若洲地区でハゼを釣っていてこの魚を見たのであった。
オレはそれまでエイなんて魚は水族館でしか見たことはなく、確かに水族館では「のんびり・優雅に」ガラスに沿って泳いだり、かなり大型水槽の水面近くを泳いだりするのだが、「あの体型」からして「絶対に底に這いつくばって生きているものだ」という固定観念があったのだ。そう水族館にいる魚なんぞ「ウエットスーツを着ていても想像できるボディラインなんだけど顔はよく見えないおネェさん」の餌付けに「迎合」しているだけだと思っていた。

ところがその日、若洲のアカエイは水面を悠然と泳いでいた。しかも何体も・・・。「水族館と一緒じゃん。」無論そこには「ボディのいいネェちゃん」が餌付けしていることもなかった。

オレがその悠然たる姿を見ているとチャリで来ていた近所のおっちゃんが「あれはなぁ、産卵に来ているから釣れないんだよな。めったにいないんだ。煮付けにしたりすると旨いんだけどな」と言っていた。「ふぅ~ん、そうなんだ」と思った、その時は。。。。。

時が経つ事、それから10年。オレの主戦場は「東京湾・横浜地区」に変わっていた。秋~春はマコガレイ夏はシロギス・・・と大して釣れもしないが、またそこがいいって感じのブッコミ釣りをやっていたのだが、夏場はどーも暑くっていかん・・・ので「早朝」「夕方」に釣り時間が限られていた。

ある雑誌を見ていたところ・・・「夏の夜に狙うマゴチ」なーんて記事を発見した。うむむ、これはいいぞ。

その人が言うには「活ハゼや魚の身エサでブッコミをしておくと・・・高級魚“マゴチ”が釣れる」ということなのだ。これは夏の夕涼みに狙わない手はないのである。

オレは雑誌に書いてあった「全遊動」の仕掛を真似、サンマの切り身と当時の家の近所「堀割川」で釣った活ハゼを持ってポイントに向かった。そして2本の投げ竿で「高級魚」のアタリを待った。

陽が暮れて30分もしないうちに竿先に反応が出た。まずは「お決まり」のアナゴであった。身エサには中型がハゼには大型が釣れた。スタートとしては上々・・・しかし、今日狙っているのはコヤツらではない。

そのうちあの竿先を「チョコチョコ」と揺らすアナゴのアタリとは明らかに違うアタリが出た。ゆるゆるにしていたドラグが滑ったかと思うと一気に糸が出て行った。

オレはドラグを〆て強引なやりとりを開始する。海底が動いていく感じだ・・・これこそがマゴチのファイトなのか・・・数分のやりとりの上・・・ついにヤツは上がってきた。ヘッドライトの光を水面に当てると「でっかくて茶色くて丸くて長い尻尾の生えているUMA」
がくっついていた。これが釣魚?として初めてのアカエイとの出会いであった。

「ま、そんなこともあるさ。次こそは・・・。
その「次こそは・・・」って先にある高級魚が釣れたのは4回目くらいの釣行で、それまでずーっとこのアカエイが釣れ続けたのであった。「アカエイってこんなにいるものなのかいな。」ってくらいに・・・。

ただ、その高級魚を釣る手段をほかに知らなかったのでいかに「アカエイところによりマゴチ」くらいのシーズン中の予測ができてもそれから五年間くらいはずーっとアカエイ釣りに行っていたのである。。。森っ子師匠に「理に適ったマゴチ釣り」を教わるまでは・・・。

でもな・・・アカエイのファイトはなかなかなもので・・・ただ「大物を釣る」ってことだけならなかなか楽しいもので開き直りもあって家族には「アカエイ釣りに行ってくる~」と夏の夕方出て行くのであった。そして期待に違わずキチンとドラグを鳴らしてくれるのであった。愛いヤツじゃ。

こう考えるとあの「若洲」のアカエイは産卵だけでなく、あの「デキハゼ」なんかを食べにも来ていたのかな、と。たぶんそうなんだろうね。

このアカエイ、尻尾の付け根に毒針があってこれに刺されると大怪我をする。もし釣れた場合は十分注意してほしいし、持ち帰る時もペンチで毒針を抜くか尻尾を付け根から切り取るかした方がいい。そしてその針や尻尾は放置しないで欲しいな。毒魚の毒は死んでしまっても“効果あり”ってことが多い。他の人が踏み抜いたりしたら大変だからな。

食べ方は皮をむいて生姜で臭い消ししてうすくち醤油と砂糖で煮付けると軟骨魚類らしく骨まで食べられるし煮こごりもできて美味しい。また、湯通しして酢味噌でぬた風にしてもいい・・・コッチはちょっとアンモニア臭が残ることがあるけどな。あの飲み屋で出てくるエイヒレは鰭の軟骨を干したものだ。

いつもの通り、オレの話だけじゃなんともならんから
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』アカエイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%82%A4
WEB魚図鑑「アカエイ」
http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M000151_1.htm

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最後に話はまた逸れるが、本コーナーを楽しみにしてくれているマイコー用に書くと、あの水族館の水槽に餌付けにやってくるような「ボディはいいけど顔がよく見えないおネェさん」というのは昔よく生息していた。特に六本木、渋谷、芝浦あたりには数多く生息していた。今はすでに死語となりつつあるがボディコンスーツというものを身に纏い、ワンレンと呼ばれる髪の毛が顔の約50%を隠すというあまりに中途半端な露出と隠し方にイスラム教徒が見たら怒るんじゃないか、という姿で「無理やりな肉集め」「無理やりな小顔作り」をしながら夜の街を徘徊していた。そういう「ワンレンボディコン」というUMAがそれじゃなくても暗いこれまた死語となりつつあるディスコという名の社交場にいて体を激しく動かしているとC2H5OHの力もあって「だめだ、だめだ」と思いながらも想像するのは青田典子(あくまで当時)であり、思わず連れ出してしまい後悔をする・・・ということが数多くあった。あくまで想像の域では「顔隠し率」約50%のはずが、約67%ということもあり、と言うかそういうことの方が多くて、しかも明るめの飲み屋で正対した瞬間に髪をかき上げたらヤクルトの元監督「土橋正幸さん」に似ていたときた日には
「ドラグは滑ったけどまたアカエイ」
「ポールは反応したけどまたドブス」
という海釣りも陸釣りも何度も何度何度も何度も失敗を重ねているうちに
「オレって実は外道好き?と言うか実はソッチが本命?」

という自己暗示にさえかかりつつあるのである。

書いているうちに今夏「アカエイ」が釣りたくなってきた。。。残念ながら「ワンレンボディコン」は絶滅してしまったようだが。。。

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この記事へのコメント

浦安鱚鰈調査隊
2009年05月10日 16:00
こんにちわ。関西にいた頃は見たことがありませんでしたが、浦安の境川でハゼを釣っていた時に初めて目の前をゆうゆうと泳ぐ姿を見ました。その後は昨日行った大貫漁港で明け方に友人がタモに納まらんぐらいのを2発釣り上げびびった記憶があります。自身も昨年三春町で掛けましたが、なんせ重いのと底に張り付くと剥がすのに一苦労するのは良くわかりました。こちらに来て初めてと言えば「ホシザメ」。サメのイメージは「ジョーズ」でメチャクチャびびりました。ほんでもって触ると「鮫肌」。あたりまえなんですが初めてだったんで異様に興奮してしまった記憶があります。危険な魚も多いのでいろいろ勉強して気をつけないとですね。
神戸MPV
2009年05月10日 22:20
浦安鱚鰈調査隊さん、コメありがとうございます。軟骨魚類と長モノは私の大切なお友達です。毒魚もあまりに多く釣り過ぎて・・・知り合いが釣っても私に「外してくれ」と持ってくる始末です。まぁ、普段誰の役にも立っておりませんので「こんな時くらい」と思って頑張って外しますが・・・。
私、実は一番危険なのはタイワンガザミだと思っております。一度なめてかかったら見事に挟まれ、肉がみえるほどヤられたことがあります。なかなか離してくれないんですよね。
感激!マイコー
2009年05月11日 20:54
うれしい外道のトップ、アカエイ!
昨夜は潮干狩り疲れでついつい寝込んでしまし、こんな楽しい力作を見逃すなんて、失礼しました。

アカエイをボデーのいい女とは、さすが文才のなせる表現。

ワタシは夏の夜にブッコミ釣をしていて、竿&リールごともって行かれたことがあります。
それ以来タオルで竿を縛るクセが付きました。

 食べてみると以外に美味、ひれの部分を生姜を利かせて煮込み、一晩置くとにこごりができます。

 HGのアサリも大きくなってきたし、そろそろアカエイの出番ですな、今年は何匹掛ることやら恐いような楽しいような。

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