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zoom RSS 週末釣りをしていて「これぞ名人だね。」と思った人。他の地にもいたよな。将来目指すべき姿なのかもね2。

<<   作成日時 : 2011/10/09 22:28   >>

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こんにちは。

先日書いたブログの続き。

オレが若いときに良く行っていたのは伊豆・下田。
この地には「これぞ名人」って人が二人いた。

一人は犬走堤防に夕方出没した。
その人はチャリンコで堤防にやってきていた。

前カゴに入っているのは振り出しの渓流竿。それに巻きつけられた仕掛。そしてビニール袋。たったこれだけ。
堤防の上をチャリンコを押して・・・小魚の活性の高そうなところに彼は立つ。
竿に巻きつけられている仕掛をほどいて小魚の群れに投げ込む。

彼の仕掛はナイロン糸とその先に小さなオモリ・・・そしてハリには何のものかわからないが魚皮がついていた。

周りにいるサビキ釣りの人はコマセを大量に打ちながら釣っていて・・・それには当然魚は付いてきていたが・・・全くコマセを持たない彼の魚皮には狂ったように小魚がアタックしてきていた。

アジ、サバ、クロムツの子・・・彼が仕掛を投げ入れ、水面を独特のリズムで引くと小魚が「我先に・・・」とバケに食いついてくるのである。

そして十数匹の小魚が袋に入るとまたチャリンコを押して帰途につくのであった。





もう一人の名人は須崎の堤防にやってきた。
持ち物は真鋳かなにかの鍋と竿であった。竿にはやはり仕掛が巻きつけられていた。

その堤防はすごく小さな堤防でオレのような「一見さん」以外はみんな顔見知り。
オレも何回か行くうちにいつの間にか「顔見知り」になっていたけどな。
「こんばんは〜」なんて彼は陽気に堤防に入ってきた。

鍋の中には市販されているアミコマセの四分の一ほどが入っていた。
そしてサジでそれをチョイとつまむと竿に巻きつけていた仕掛を投げ入れる。

その仕掛はやはりバケだった。ハリスが7、8本付いているいわゆるサビキ仕掛だった。

それをやはり独特のサビキ方で躍らせた。上下させるというレベルのものではない・・・かなり大きなシャクリを入れ・・・糸ふけをうまく作って自然とバケを沈ませるようにして見事にアジを連で掛けていた。

鍋の中にアジが20匹入ると・・・その時間ほんの10分くらい・・・「そんじゃな〜」みたいに挨拶して・・・残ったコマセを投げて帰っていった。

彼と一度話したことがあった。
「すごく釣れるサビキですね。いつもすごいなって思います。」
「あ、これね、全部手作りなんだよね。」

へぇ〜、と思った。そのサビキ・・・いわゆるスキンサビキ風であった。いろいろな色で出来ていた。
まてよ・・・ということは各種コンドームで作っているということか?その男性、初老であったが、まだ現役なのか?不二ラテックスがいいとか相模ゴムがいいとかあるのか?やっぱり薄い方がいいのか?

まぁ、そんなことはどうでもいい。でもこのジィさんがマジ顔して薬局でコンドーム探しているかと思うと・・・微笑ましいと思った。オレより店員の方が焦るわな(笑)。



この二人以外にも名人はたくさん見てきている。その釣技を拝見させてもらっている。
オレが随行させてもらったことのある方々でも「名人」はたくさんいらっしゃる。
我がオヤジも名人の一人と思っている。
そして、彼らにはどうしたって「勝てない」と思うんだよな。


ただ、この伊豆の二人が凄いなと思うのは・・・全ての条件を自分のモノにしているってこと。
仕掛も手製ですばらしいものだし、誘いも魚が引き付けられるものなんだろう。
そして・・・時合を確実に捉えていた。魚がいつどうしたら釣れるかが・・・完全にわかっていた。
無論・・・それは彼ら(共に仕事は引退されていると思われる)に時間があるからこそできるものなんだろうが、そうした状況でも「余裕」がなければなかなかできない業だと思うんだよな。

それに・・・恐らくは・・・彼らは「その晩に家族で食べる分」だけを釣って帰っていたんだと思うんだよな。帰ってから自ら包丁を持って・・・料理をする・・・その分だけ釣って帰る。素晴らしいことだと思う。見習うべき・・・かな。



先日苫小牧で見た「投げサビキ」の人が彼らと共通点があるかどうかは知れない。
ただな・・・他の釣り人とは違って・・・船の際・・・そして船から水が流れている部分を狙って釣っていた。

これが潮の流れている場所なら、オレもそうは思わなかったろう。そしてもっと「大物」を狙っているのならそうは思わなかったと思う。彼が狙っていたのは「チカ」だからな。

表現しがたいが・・・なにかオレが釣り人として「目指すべきもの」を彼らに見たような気がするんだよな。




時々・・・ヒラメとかタカノハとかソイとか釣れると・・・このブログで自慢げに書く・・・そして捌いて、もらってもらえる人にあげる。「いいご趣味ですね〜」なんて言われて悦に入る。



ダメだよな。40年近く釣りをしてきて・・・まだ達観できない。
まだ、誰かに「評価されたい」んだよな。オレの趣味を誰かに認めてもらいたいからそんなことするのである。



本当に自分の「モノ」にするには、まだまだだねぇ〜。
「絵」書いて・・・人に見せて、誉められようとして・・・悪くはないんだが・・・それはオレの釣りも一緒。


趣味なんて・・・他人が「なんと言おうと」、じゃないと・・・「極めた」とは言えないよな。




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内 容 ニックネーム/日時
犬走には、まだその手の方々が居ますよ。

ふらっと延べ竿を持って現れ、
ちょちょっと釣って帰ってきます。

毛ばり(彼らはサビキ針をそう呼ぶ)は手作りだそうです。
「エサなんか食わないよ〜!」が口癖。

最近は小アジ・ショゴ・カマスくらいのものだそうですが、
タイが釣れる時期は、雁島でちょと投げてタイも釣るとか。

evergreen
2011/10/14 13:21

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