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zoom RSS 地震と保険について。こんなことになると変な意識が生まれることがあるから、という題名で書こうとしたけど

<<   作成日時 : 2011/03/20 22:32   >>

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こんにちは。

今日二度目のブログアップは・・・この一週間、オレのブログへの「アクセスワード」を考えてのことだ。

「車が流されたが車両保険は出るのか?」
「地震保険は本当に出るのかな?」
「生命保険会社の地震対応は?」
こんなワードでアクセスする人が少なくない。
だから・・・書いてみようと思う。
実は以下の戯言のうち、半分以上は「地震発生翌週の火曜日」に用意していた。





早くは3月12日から大手企業が被災地に向けて新聞各紙に「お見舞い」広告をしている。

オレが過去から携わる業界としては「保険」がある。災害があったとき尊い命や思い出の詰まった家は戻ることはないけれど、経済的な損失を一部穴埋めするのが「保険」なのである。

生命保険会社のほとんどは「約款」に規定されていることとは別として「災害保険金、災害入院給付金などはお支払いします」と表明した。約款上は「支払わない」「削減払いする」とされている地震に伴う事故による保険金を「支払う」旨を公告したのである。それ以外にも「保険料払込免除期間の延長」や「保険金、給付金、契約者貸付の迅速な支払いのための書類の一部省略」などを公告している会社もある。

一方で「損害保険会社」はそのような対応を取っていない。

オレは昨日、被災地にファシリティーのあるお客さまに「訪問」「電話」での安否確認やお見舞いの対応に終始した。また、ファシリティーはないものの、全国各地を走る運送会社のお客さまの安否等の確認を行なった。

自らの担当の中では大きな被害もなく一定安心している部分もあるが、一方で正確な情報なのかも未だわからない部分も含んでおり、今後どのようになるかわからない・・・ところもある。そして現在はあくまで物理的な被害についての確認に留まったが、今後経済的損失については必ずや札幌の地にも大きな被害を与えることを余儀なくされるのである。

そのような対応を取る中でお客さまの中には何人か新聞広告についてのご質問をされる方があった。「生命保険は地震でも保険金を出すと言っているのに損害保険会社はそのような表明をしない。なぜ?」

これが「なぜ?」で留まればいいのであるが「冷たい」という反応になりうるのが怖い。実際、阪神大震災の時にはそのような声が自分の周りでもなかったわけではない。要はディープポケット理論、「企業には金があるのだから支払って当然」的な「なぜ支払わないんだ」的な風潮が怖いのである。

今回の生命保険各社の判断、つまり「約款の規定は別として・・・支払う」ということについては、その対応を取っても経営上問題がない・・・という判断に基づいて行なわれているものと推察される。

一方で・・・損害保険は・・・あくまでオレの予測ではあるが間違いなく経営上の問題が起こる・・・のである。そして損害保険料(掛け金)というのはこうした天災による大損害を保険金として含めない範囲で設定されているからこそ「加入できる値段」になっているとも言える。決してディープポケット理論は通用しない範囲と思う。

もう一つは「衡平性の原則」である。これは一般家庭の「火災保険」について言える。
一般家庭の家屋・家財については「地震保険」というものがある。地震による倒壊に備えたものでほとんどの損害保険会社が政府管掌のものを売っている。その政府管掌のものの保険金は最大で家屋・家財の50%だから「もう一度建てられる」「もう一度家財がそのまま買える」ものではないし、その保険金額の範囲であったとしても「壊れた金額がそのまま出る」ような内容にはなっていないが、震災後の経済的損失の一部をカバーするために加入が推奨されている。

この火災保険に付帯されている地震保険であるが、加入することが「原則」となっている。保険加入の意思としてサインや捺印を行なうが、火災保険の申込書に二箇所サイン・捺印をした場合には「火災保険に加入する意思」と「地震保険に“加入しない”意思」を表明しているのである。そうわざわざ“加入しない意思”を表明をしてもらっているのである。にも拘わらず・・・残念ながら“加入しない表明”をしてしまう人は多く、普及率は決して高いとは言えない。

この地震保険に加入している人も加入していない人も・・・同じ対応をするわけにはいかないのである。





ここまでが「用意していたもの」。オレが「用意していたもの」・・・だな。先週の火曜日までに。
それはオレが世話になった業界を「擁護」すべく書いたものに違いない。


オレのブログへの「アクセスワード」を考えて・・・もう一つだけピックアップして言うならば・・・。

「津波で流された車両の保険金は出ない・・・車両保険も地震・噴火・津波に関することは約款上、不担保、つまりは“保険金が出ない”とする・・・規定となっている。だから・・・それに入っていない者に対して“衡平性の原則”を外すわけにはいかないのである。」

実はここまで書いた。そして、傷害保険についてもそれに近い「地震担保特約」があることを・・・当たり前だが、オレは知っていた・・・。



でも・・・このあたりのこと・・・一般ユーザーは知る由もない。それでアップするのをやめた。
一般ユーザーが知る由もない・・・そんなことを「衡平性の原則」で片付けていいのか?
それをもって「弱者救済だけをとって・・・文句言う・・・似非平等なんじゃねぇのか?」をブログネタにしていいのかという疑問がオレに生じた。

それは・・・途中まで書いていて・・・あまりにも自らが身を置いた業界を美化しすぎた擁護論になりうると思った。


もし、これを業界関係者が見れば・・・「オレはそんなこと教えてもらってもいない」なんて開き直る人もいるかもしれない。そういうことを言う代理店・・・多いかもな。


しかし・・・住宅に関わる火災保険に関しては「基本的には付帯前提」な地震保険だが・・・企業に関わる保険以外は・・・代理店が「見られる本」に書いてあることが普通だ。無論、委託している会社にもよるだろうが、ほとんどがそうらしい。それであんたら・・・プロと言い切れるのかい?ってことなんだよな。自分のやってきたことを恥じるべきだな。


ましてや・・・保険会社の社員でそんなことすら知らないヤツ・・・知っていても代理店に案内もしないヤツ・・・それでいて・・・間接営業を嘆いて・・・「代理店が数字減らしますから」なんて言い訳しているとすれば・・・オマエはアホだ。フリート契約を除いては「地震・噴火・津波担保」は普通に売れたはずだ・・・違うかな?


本当に人々が必要とするもの・・・それは「起こる可能性が大きいもの」なんだろうが、「起これば被害が甚大なもの」であることを今・・・遅ればせながら知った方がいい。それが「保険」の役目として一番重要なことも知って欲しい。

確かに損害保険の成り立ちは・・・かなり危ない・・・「海上冒険貸借」から始まっている。木でできた船で、海賊の多い海原に出る・・・確認できるだけで今から1000年前にかなり確率的に高い、逆に言えば投資としてはかなりの利回りを期待できるものとして始まった。

その歴史を知っているかどうかは別として・・・どうやら今の保険会社の社員や代理店は「起こる可能性の高いもの」に対してセンシティブになるけれど・・・「本当に必要なもの」に対しては無頓着なようだ。無論、「全て」がそうとは言わない。オレの知る代理店には・・・「地震・噴火・津波担保特約付帯」が6割を超えている人がいる・・・そしてその人は全てのお客さまにその特約を勧めていた。そして・・・この10年間でもその「支払い」を経験している。それが彼の「自信」にも繋がっている。「保険屋」と揶揄される職業としての「自信」をね。


一般ユーザーには・・・誠に申し訳ないと思っている。もう・・・こうなった以上、どうすることもできない。なぜなら、政府管掌の火災保険の地震保険以外は今や・・・こんな状況になって・・・どこで地震が起きるかわからないから・・・「引受制限」が起きている。もう「入れない保険になっている」んだよな。これは許してほしい。保険会社が民間企業であり、それは「経済合理性」に基づくものであるから・・・そして「大数の法則」として成り立たないと思うから。


偉そうなことを言ったね。
すまない。
オレも全員には話せていない・・・それが現実。せめて・・・出会った人に・・・それさえも全てはできていない。弱いよな。


保険屋は保険屋として・・・やるべきことがあったんじゃねぇか・・・そして今後もやるべきこと・・・あるよな。それができて初めて「保険屋」と呼ばれる“誇り”を持つべきなんじゃないかな、と思う。


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※もう一度申し上げますが・・・今、民間の保険会社で政府管掌の地震保険以外の地震リスクを保障する保険に加入することは極めて困難と思われます。誤解なきようお願いします。

















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