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zoom RSS 【夏休の絵日記4】ますます厳しくなる東京湾の釣り事情?近所の岸壁で竿を出してみた。年老いたオヤジ。

<<   作成日時 : 2010/08/17 07:41   >>

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こんにちは。

オヤジによると今年の東京湾は「絶不調」だそうである。
ただ、この話というのは毎年のように聞いている。
「海底を引いてもゴミが多い」「中国向けのなまこ取りの船が岸近くまで底を曳く」釣れない理由としてそんな話をオヤジはする。確かに釣れない要因ではあるのだろう。

ただ一番釣れない原因はやはりオヤジの年齢にある。御歳78歳。年齢にしたら見た目若いし、元気ではある。しかし、残念ながらやはり彼にも年々「老い」は進行しているのである。

そして、釣りに行く機会もめっきり減った。一時は暇さえあれば海に出ていたのだが、今年は月に平均3回くらい。どうも億劫になってしまっているようなのである。

オヤジはこの春ついに会社役員を退いた。今から20年前、80になろうかというある会社の社長のことをオヤジは「老害」と評していた。オレもその話を聞いてその通りだと思ったし、今でもそう思う。会社経営において「経験」に勝るものはない、とは思っている一方でそれに勝ってしまう「老い」は確実に経営にマイナス面を及ぼす。確かにオーナー会社であってもそこには生活のかかる社員が存在するわけだし、人間には寿命があるとしても会社は(この時節大変厳しいことではあり、理想論に過ぎないが)「健全な経営」がなされれば寿命はない。一方でそれを誤れば寿命もまた縮まるのである。

だからこそ・・・「老兵」はさっさと退くべきなのである。「新しい血」に託すべきなのである。一般論としては・・・。

オレも今から10年ほど前からオヤジに「退く」ことを話していた。若い社員を育てることもしていたし、彼は彼なりに準備はしていたものと思われる。

ただ、オレが本当に彼が退くことを望んでいたかと言えばそうではない。確かに一般論としてはもうとっくに「退いて」然るべき、遅すぎるくらいなのである。しかし、我が父のこととなるとそうはいかなくなってしまうのである。

オレが物心ついてからとにかく「仕事」であったオヤジ。無論、オレの「釣りの師匠」ではあるし、週末は友だちにもなってくれた。しかし、オレの「オヤジ像」とは「仕事人」なのである。

大学を出てすぐに会社を起こし、オイルショックなどのピンチを度々迎えながらも切り抜け、オレが物心ついたころやっと安定したかのように見えたがバブル崩壊のあおりを受けて倒産。多くの人に迷惑をかけたし、オヤジ本人も相当なる精神的(そして無論経済的)ダメージを受けていた。しかし、還暦を過ぎてから息を吹き返し・・・。

オレの中ではそんなオヤジにいつまでも現役でいて欲しい、というのが本音であった。周囲の方々には誠に申し訳ないのであるが、「健康を害さない程度に」やっていてくれればと思っていたのである。図々しい話、さ。

しかし、ついに「引退」した。変な口出しもしていないらしい。やっと世間での「正しい」姿になったと思う。しかしそれが肉親となると「仕事人間」のオヤジが家に籠ったら・・・それはそれは面倒を見るオフクロにとって厄介な人間であり、仕事から離れた途端に一気にボケが来るんじゃないか・・・なんて思っていた。

オヤジが仕事をやめてから、出張で一度実家に帰った。そのときは感じられなかったが、今回は少し物忘れが激しくなったように感じた。怒りっぽくなったような気がする。そして釣りにもあまり行かなくなったようなのである。

やはり「仕事」というものがあってこその「生活リズム」だったのであろう。その中心を「欠いた」今、新たなる生活リズムを作るのに当惑しているのかもしれない。明らかに「よくない」傾向にある。


「朝から暑いけれど、前の海に行ってみないか・・・」
オレは相変わらず早起きなオヤジを誘って海に出てみた。ちょっと眠そうではあったが小動物(長男)も誘ってみた。三世代での散歩がてらの釣りである。

この岸壁は大岡川の放水路河口にある。周囲の岸壁・・・それはもともと立入禁止ではあったが「黙認」してくれていたところも含めて・・・次々と「釣り禁止」となっていく中で、ここだけはストレートに海に出ることができて車も停めることができる数少ない釣り場なのである。

ただし、全長は50mほど。そしてあまり釣れた試しがないし、日曜日は子供のヨット教室で海が埋まってしまうから・・・平日、地元の老人たちが飛ばし浮きでアジを狙う程度なのである。彼らは勿論釣りをしているのであるが、その地に集い、何本かのウキを眺め・・・ごくたまに誰かのウキが沈むと「お、あんたの引いたぞ」なんて言って楽しそうに魚を釣っている。そして釣竿も持たない人も加わってワイワイとやっている。いわばコミュニティーの場なのである。

この日はその老人たちはいなかったが、何人かの釣り人がいたので邪魔にならないよう端っこに釣り座を構えた。

オレは落とし込みロッド(8尺)にタイコ型リールをつけ・・・キスバリ9号に6Bのガンダマというシンプルな仕掛。これを前打ち気味に飛ばし。ゆっくりと底を探ってくる釣り方。
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オヤジはコンパクトロッドに自作天秤をつけて10号程度のオモリを背負わせ、キスバリ9号の吹流し2本ハリをつけて底を引いてくる釣り方。エサはオヤジもオレもアオイソメを使用した。
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道具をセットしながらしばらく岸壁の様子を見ていたが誰も釣れている様子がない・・・が、他にすぐに歩いていける釣り場もないから始めてみた・・・。

何投か飛ばしては引く・・・をすると明確なアタリが出る。しかし、どうやら魚が小さいのとオレのウデが悪いせいで乗ってはこない。

30分もしたころ・・・。
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やっとタイミングが合ってきて・・・それでもポツリ、ポツリであるが、ピンギスが釣れ始めた。

小動物にも竿を一緒に持たせて釣ると・・・
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やはりピンギスが釣れてくれた。

その後は・・・
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ギンポ・・・見てくれは悪いがてんぷら種として美味しい魚なのでキープ。同型が5本釣れた。

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キュウセン・・・久しぶりに焼いて食ってみようと言うことになってキープ。なかなかいい引きを見せてくれて3匹釣れた。

・・・でオヤジなのであるが・・・やはりポツリポツリと釣っていて・・・
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ついにはピンギスをダブルで釣っていた。まだまだウデは落ちちゃいない。

結局3人でシロギス12匹、ギンポ5本、キュウセン3匹、ハゼ2匹をキープ・・・2時間弱の釣りだったがそこそこおかずが釣れた。リリースしたものにはフグ、ダボハゼ、ウミタナゴ・・・結構楽しめたな。

オヤジは「今日は釣れたな・・・海がよかったのかも。」と。
それもあるのかもしれないけれど、やはり小動物がオヤジの周りにまとわりついていて・・・「いいとこ見せよう」と思って久しぶりに集中力ある釣りをしたからじゃないのかな。本人には言わなかったけどな。

オレが札幌にいるから・・・こんな三世代の釣りを今後何度できるかはわからない。
肉体の老いはどうしたって止めることはできないが・・・頭だけでも「健康」でいて欲しい、と思った。むしろこちらの方が今のオヤジを見ていると心配だ。

オレは今回の夏休みに実家を離れる前日、オヤジ・オフクロに「ボケ防止」の治療を行なうことを勧めた。どちらか一人じゃ行かないに決まっている、二人揃って行って来い、と言った。おそらく本人たちにとってそういうことを言われること自体が不本意であったと思う。そしてオレも言いたくはなかったが・・・。

「まだまだ、孫たちの成長見たいだろ?」

きっと治療に行ってくれると思う。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
親子3世代でいい釣りが出来たみたいですね。
お父さんも元気そうで何よりです。

それにしても真夏のこの時期、こっちより釣れるんじゃ(爆)
ヒロボー
2010/08/17 21:34

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