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zoom RSS くま、クマ、熊。札幌市街地に熊出没中。アライグマくらいならまだいいがヒグマだからな。熊の思い出。

<<   作成日時 : 2011/10/08 21:47   >>

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こんにちは。

札幌も9月中旬まではかなり暖かかった・・・というか暑かったんだが、台風が冬の季節を呼んで来ちまったみたいでここのところ急激に気温が下がってきている。特に朝晩は冷えるんだよな。

そんなこともあってか、今週になってずいぶんと熊が市街地まで下りてきている。昨年はどんぐりなど熊のエサが豊富で熊がよく繁殖したらしい。一方で今年は天候の影響でどんぐりなど熊のエサとなるようなものが少なく・・・なわばり争いから負けた個体が市街地までエサを求めにやってきているとのことであった。


オレの住んでいるところは札幌市中央区というところ・・・一応札幌の中心部であり、道庁やらさっぽろ駅なんかもこの中央区にある・・・そうした中心部から4kmくらいに位置するオレの家の近くでも熊は発見されている。

↓最近の中央区での熊出没情報
http://www.city.sapporo.jp/chuo/kuma/index.html

この話は本州のニュースでも流れているらしいが、トーンとしては「熊が出ました」程度で、おそらく見ている人は「へぇ〜そうなんだ。」くらいに思っているのだろうが・・・オレら住人としたら・・・会社帰りの千鳥足のところで熊にばったり・・・ということもありうる・・・くらい近くにまで来ているのだ。




先ほどから「熊」という表現をしているが正確に言うと「羆」。そう北海道に住む熊はヒグマって奴なのである。熊という奴らは北に行けば行くほど肉食性が強くなり、例えば赤道近くにいるマレーグマなんてのは果実を主食とする温厚な性格のものである・・・本州のツキノワグマというのは体格はいいし危険ではあるが「人間を襲って食べる」なんてことはしない。しかし、ヒグマってヤツは雑食性ではあるものの、かなり「肉食獣」に近く、エゾシカなんぞも襲うらしいから人間を襲う(無論、その起点は“防御のため”だろうが)、そして食べる可能性もある・・・ということなのである。そう・・・エサになっちまうわけである・・・オレら人間が。

そんなものがウロウロされていたらたまんない。しかも腹を空かしているんだぞ。

因みに更に北に行くと・・・ホッキョクグマってヤツはほぼ肉食となり・・・更に危険らしい。



常々ブログで「札幌は自然が多い・・・」と書いている・・・それが先日ブログにも書いた通り、オレが「永住の地」と決めた理由の一つでもある・・・。そして、上記の出没情報でも「盤渓」とか「藻岩山」なんてところはスキーもできる山であり・・・「まぁ・・・いたって不思議じゃないわな」と思わせるような風景が続く。

しかし・・・。

中央区宮ケ丘2丁目付近
http://www.mapion.co.jp/m/43.05598889_141.31493889_8/

これがオレんちの近くなんだが・・・完全な住宅街。歩いて5分くらいだわな。
恐らくは北海道神宮の森から下りてきたんだろうが、札幌の東西を結ぶメイン通り片側三車線の「北一条通り」を渡って住宅街に来たらしい。そんなところに「肉食獣らしい肉食獣」がいる・・・ってことが信じられない。

中央区南20条西10丁目付近
http://www.mapion.co.jp/m/43.03028056_141.349225_8/

ここなんか更に信じがたい・・・「森から近い」とはとても言えない。近くには「中央図書館」なんぞがある。
無論夜移動しているんだろうが、森からそこに行くには昼間市電の走る道を渡り、札幌の南北のメイン通り「石山通り」を渡っていかないと行けない場所・・・なのだ。

ニュースではタバコを吸おうとした“ホタル族”がマンションのベランダに出たところ、目の前の「クルミの木に登っていた」・・・なんて話もあった。


「本州の人のなかには大通公園にキタキツネやエゾシカがいると思っている人いるからね。」とは釣り初心者Nちゃんの弁だが、こうなってくると強ち冗談にも取れなくなる感じだ。

オレも会社帰りに歩いていて「キタキツネらしきもの」「エゾタヌキらしきもの」を見たことがあるし、近くのドブで「ミンクらしきもの」を見たことがあるが・・・「ヒグマ」は勘弁して欲しいな。

出没情報からするとオレの通常の行動範囲の中には最低でも三頭くらいいそうなんだが、一日も早く山に帰ってもらうか・・・ちょっと可愛そうな気もするが、駆除されて欲しいものである。




オレは今から20年くらい前なんだが、クマに遭遇したことがある。
これはヒグマではなく・・・ツキノワグマだった。岩手県の某渓流で“単独釣行”した時のことであった。

民宿に宿泊していて、そこのご主人から「クマがいるからな、必ず鈴はつけて」と言われた。一方で「人間の臭いに敏感だから・・・出てくる前に逃げるけどな。」とも言っていた。

午前4時半ころ川に入って・・・釣り歩いていた。かなり山から風が吹いていたが、岩手になんか滅多に来れない・・・というか岩手県に行ったのは後にも先にもこの時だけ・・・コンディションは今ひとつだったが、雨も降っていないので川を遡上していった。

当時のオレは多摩川水系、荒川水系中心の釣りだったから・・・渓流釣りといっても大きな川を釣ることが多かった。

だから・・・こんな時くらい・・・とばかりに「源流」を目指した。普段やれていないことだけに「源流派」に憧れ・・・そうした釣りを時々やってみた。

この時もそこそこの淵があっても一流し。多くて二回・・・なんて釣りを心がけて川を登った。多摩川なんぞに較べればウブな魚たちが腰魚籠に収まっていった。

そして・・・そこそこの滝に来た・・・恐らく過去にはここが「魚止めだったんだろうなぁ」と思われるような3mほど落差のある滝であった。

しかし・・・その滝の上はしばらく平川かつ藪沢になるのだが・・・釣り人によって魚が放流され・・・「大きなイワナも釣れる」ということが釣り雑誌に書いてあったことをオレは覚えていた。当然「登る」ことをオレは選択した。

そして滝の下には・・・高巻く道もあったが、オレは岩をへずってみた・・・危険は伴うが若さにまかせて岩を登ってみた。今なら間違いなく「高巻く」ことをしていたろう。

岩を登りきって・・・上流に向かって右にドッグレッグしている川の右の河原に飛ぶようにして下り立った時・・・だった。

たぶん50mくらい先に・・・この時はもっと至近距離に見えたが・・・恐らくそれくらいかもっと離れていたんだと思う・・・いたのである・・・ツキノワグマが。

しかも・・・親熊が二頭の子供を連れていた。母熊は思ったよりデカかった。

この時のオレ・・・意外にも冷静であった・・・事前に「熊出るかも」と思っていたからかもしれない。ただ、「ヤバいな」とだけ思った。


昔からの言い伝え?みたいなものに「熊が出たら死んだ真似をしろ」と言う。
あれはウソらしい・・・ツキノワグマのように人間の肉を食わない熊ももしかすると・・・腹が減っていれば死肉は狙うかもしれない。ヒグマなら・・・特にそうなんだろうな。

当時、「死んだふりをしてもどうしょうもない」ことくらい知っていた。「死んだふり」は恐らく「冷静になれ」ってことなんだろう。そして当時のオレは冷静であった。しかし「どうすりゃいいんだ」と考えているうちにパニックになりそうになった。

これも怪しいものだったが・・・「目が合ったら反らすな・・・」という話を聞いたことがあった。
オレの物音でコッチを向いた母熊と目を合わせていた・・・不思議とヤツとの「ガンの付け合い」の間、ヤツも動かなかった・・・。

しかし、ヤバいのはコグマだ。ヤツらはオレの視界の中でチョロチョロ動いていやがる。母親の異変に気づかないのか・・・右に左に動く。


オレはもともと喧嘩なんぞ弱いし・・・ガン飛ばす・・・なんてしたことがないから、その持久戦に勝てるかわからなかった・・・怖かった。足が自然と震えた。

パニックになりそうになりながら・・・「冷静になれ、冷静になれ」と考えた。

そして、もうこの場を逃れるには今へずってきた岩の下の滝つぼに飛ぶしかないという結論になった。
しかし、そうするにも・・・一度後づさりして・・・川に入らないといけない。。。最後飛んで河原に降り立った岩の出っ張りがオレを拒む・・・と思ったのだ。

目を外した瞬間にヤツは来るだろうと思った。だから目を合わせたまま後ろに下がるのだが・・・それにしても時間が欲しい。


オレは怖さにふるえながらも・・・チョロチョロしていやがるコグマが何とか使えないか・・・と思った。コグマの気を引くもの・・・オレは腰魚籠に手をやった・・・まだ滝つぼで釣った岩魚などは時々ゴトゴトと暴れていた。オレは母熊とのガンの付け合いをしながら腰魚籠を外した。そしてなるべく熊に近く・・・しかも山側に魚籠を投げた次の瞬間オレは踵を返して川に飛び込み・・・流れに身を任せて滝つぼに身を投げる・・・ことにしていた。

でも、一瞬身体が動かなかった。恐怖からだと思う。

投げた魚籠から魚が飛び散るのが見えた・・・親熊が動いた・・・オレは動けなかった・・・。

しかし・・・コグマたちが河原に跳ねる魚に行った。親熊はコグマたちの方に向かった。



ここでオレが我に返った。とにかく流れに向かい、ハイハイするように川に入り、最後は滝つぼに身を投じた。

幸いなことに外傷はなかった。宿に帰ってから太腿に大きなアザが出来ていたが逃げている間は痛みは感じなかった。「一目散」「ほうほうの体」・・・そんな感じだった。

川に浸かったのとは別にウェーダーの中は濡れていた。失禁していたのである。


恐らくなんだが・・・山から強く吹いていた風がオレの気配も臭いも・・・鈴の音もかき消していたんだろうと思う。

あんな出会いは二度としたくない。



だから・・・家の近くでクマ・・・ましてやヒグマになんか出会いたくないよな。

宿のご主人が言っていたように「人の臭いには敏感」なんだろうが・・・すでに「そんな場合じゃない」くらいに腹が減っているんだろう・・・怖いよな。



かつてアントニオ・猪木と闘ったウイリー・ウィリアムスという極真カラテの人がいた。

もうすでにモハメド・アリ戦で「なんじゃ、こりゃ」と思わせた猪木の異種格闘技戦ではあったが・・・当時オレは「熊殺し」の異名を取るウイリー・ウィリアムスとの一戦をややバカにしていたように思う。

「所詮、熊だろ?」
そこには『野生の王国』で見る、ライオンやチーターやトラとは違う「温厚さ」を見ていたのである。

この感覚はいかにもNちゃんの言う「本州の人」の感覚であり、熊と言えば「金太郎に跨られ、お馬の稽古にされたもの」もっとひどくは「プーさん」なのであった。

今思えば、ウイリー・ウィリアムスという人は「凄い人なんだ」と思うのである。

あの後・・・単なる「やしの木を登る人」(アノ・アティサノエ)などと闘って「異種格闘技戦」とした猪木だが・・・「それとはワケが違う」ということを大学時代に感じ・・・今、ヒグマが近くにいることで実感するのだった・・・。

すまない、ウイリー・ウィリアムス・・・そして、猪木・・・。




追伸:題名に「アライグマ」を書きましたが、アレもかなり凶暴です。かつて伊豆で飼われているのを「イジって」とんでもない目に遭ったことがあります。ペットで飼っている方は責任を持って最後まで飼育してください。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
さすがに今回の出没場所には驚きましたね。
西野とか滝野は毎年のことと思ってますが、あの街中でですもんね。
羆の事を知る上で、国内最悪の被害が出た苫前、三毛別羆害の本「慟哭の谷」は読んで損は無いですよ。
ドラム缶
2011/10/08 22:23
熊が出るたびに「熊が先住民である」と考えるようにしている。
アイヌにとっても熊は神聖な神であった。

札幌とはいえ北海道。全て含めて北海道。
山に帰っていただきたいと願うのみ。
EzoTanuki
2011/10/09 00:46

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