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zoom RSS 転勤する若手社員との会話。「2年で転勤するなんて思ってもみなかった。」と言うから。達者でな・・・。

<<   作成日時 : 2011/03/13 14:07   >>

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こんにちは。

最近、人事異動の話を書いたりしている。
時節柄、そんな話題さ。オレもサラリーマンだからな。

なんかチッとでも仲良くなったヤツが異動する・・・ってことが、凄く淋しくってな。
歳のせいかもしれない。

オレの考え方からすれば・・・「同じ箱で働いた」ってだけで“仲間”なんだよな。
そしてソイツがどっかに行っちまうってことで淋しく思うんだよね。

先週半ば・・・そんなヤツと酒を飲んだ。
それまであまり関係を持たないようなセクションのヤツだったが、普段から一言、二言・・・声をかけていたヤツだけに・・・異動する前に「飲みたい」と思ったんだよな。相手の都合なんぞ“お構いなし”だったけどな。

夕方「喫煙室」で会った。
「今日、送別会あるのか?ないなら飲みにいかねぇか?」
「あ、是非お願いします。」
半ば強要したみたいだよな。「時代」じゃねぇよな、こういうの。

彼は入社2年目。
新人の「初配属」のときに、この地・・・札幌に来た。
そのセクションではろくすっぽ担当も持たされずに「放置プレイ」されていた。客観的には少なくともそう見えた。

でも彼はそうであっても育っていた。話をすれば自らの「思い」を語っていた。趣味の問題かもしれないが、オレはこういうヤツが好きだ。

しかし、彼は同じ札幌の地にいても・・・去年の今頃、別のセクションに出た。
小さな組織変更があって、彼は同じ店の中の別のセクションに配属になった。
そこの上司はかなり厳しい人であったので、本人も心配していたようであるが、先輩方も彼の面倒を良く見ていたし・・・成果としても表れつつあった。



昨年の春、5月頃だったろうか、一度彼から相談を受けたことがある。
「神戸さん、相談があるんですけど。実は前のセクションの先輩に言われて2月に保険に入ったんですが・・・。単身の僕には必要のない保険だと思うんです。その時もそう思いました。でも数字も足りないのも事実でしたし、致し方ないとは思いました。でも、あの時すでにボクの異動は上司や先輩は知っていたんじゃないのでしょうか?」
未だにそんなことが行なわれているのか・・・とオレはムッとした。業界用語で「自爆」と言うヤツだ。今それをしようとすると本当に必要なものなのか上司が判断し、店のトップに申請をすることになっているはずだ。それを見ていないところをみると「勝手に」やっているのであろうか。オレは3月までの彼の上司に怒鳴り込むのは簡単だったけど、彼の契約を調べてこう言った。

「確かにこんな保障は必要ないね。オレが担当しているセクションなら見逃さなかったが・・・すまない、気づいていなかった。ただ、オレら保険屋だし、お客さまに保険をお勧めしているんだから、自分の保険がしっかりしていないのは紺屋の白袴だからな。保険に入るのは当たり前さ。それに・・・オレも数字が足りなくて自爆したことがあるのも事実。でもね、それが若い頃の唯一の“貯金”になっていたりしてね。あ、未だに一部解約なんてして“へそくり”にしているよ。だからこうした掛け捨てだけの保険だけじゃなくて、積立型の保険も組み合わせて・・・だよな。積立型はお葬式が出せる程度。掛捨て型は入るとすれば万一のことがあった時に、これまで育ててくれたご両親に天から仕送りをする・・・くらいだよな。単身なんだから。」

「そうですよね。やっぱり。でも負担としてはそうでもないから、これでもいいんです。ボクが知りたかったのは・・・」と言いかけた彼の言葉をさえぎってオレは続けた。

「すまん、そこをごまかそうと思ったわけではない。一般論で言おう。人事計画は一般的には12月に提出される。君の場合にはそこに名前がなかったかもしれない。お店の中での異動だからな。でも君が保険に入った時期には・・・少なくとも直属の上司は知っていたはずだと思う。あくまで一般論。部下が自爆していることも看過している人だからわからないけどな。」

「やっぱりそうですか。それが悔しい。わかっていて・・・。」
彼は本当に悔しそうな顔をしていた。オレは怒鳴りこんでやりたい気分になったが、そんなことをしても3月までの彼の上司は「知らぬ存ぜぬ」を通す人ということはよくわかっていたし、彼に迷惑がかかる可能性があるため、それはやらなかった。

「わかった。もう、君の気持ちをどうすることもできないから・・・せめて経済的負担だけでも何とかしよう。無意味な保険に入っているのは良くないよ。オレに任せて。君はとりあえず何も行動する必要はないから。」

オレはその時の彼の上司にその話をした。保険に入りなおさせてあげるよう、お願いした。そして・・・そんな契約があったことを知ったのはオレが「社員契約の点検」をしていて発見したこととした。
そして「自爆」を強要した“先輩社員”には「点検していたらこんな契約あったぞ。オマエ数字まとめてるんだからわかっていたろう。ちゃんとしろ、ちゃんと。」と言った。

数日後、彼からお礼を言われた。
「おう、ちゃんと保険でへそくれよ・・・じゃなかった貯金しとけよ。」
彼は笑っていた。



数日前の飲みの席に行ったときの彼は明らかに意気消沈していた。
「乾杯」するとおもむろに話し始めた。
「やっと慣れてきたと思ったのに。異動するなんて全然思ってもみなかった。悔しい。」

オレは「出されたって気分か?」と聞くとやや感情的になって「だって・・・そうでしょ。うちのセクションは長い人が多いのに・・・。なぜボクなんでしょうか?」。
「それはセクションの事情だな。君のところは上司が転勤する。どこのセクションも担当者も一人は出すことになっているらしい。君のところはあの上司の独特のマネジメントで引っ張られてきた感が強いよな。その人がいなくなった時、長い二人はお店の中でも優秀なプレイヤー。あの上司と同時に出したらセクションがガタガタになるという判断。ナンバー2はオレの見た限りでは戦力としては出してもいいんだろうが・・・それでもナンバー2はナンバー2。上司と一緒に出すだけの理由も見当たらない。もう一人はお店に去年来たばかり・・・残念ながら消去法にあてはまってしまった、というところ。オレの憶測だが、そんなところだろう。」

彼は黙っていた。しばらく沈黙が続いたが、耐えられなくなったオレが口を開いた。
「だから・・・君の働きがどうこうってわけではないよ。だって・・・」オレは知っている限りの彼の働きを話した。取引先からの“評判”も話した。「2年目社員の働きとしては十分。」ってことも加えた。
「見ていてくださったんですね。」やや笑顔になって彼はオレの顔を見た。

「ただもう一つ、転勤の地が○○なんですが、飛ばされた感が強くて・・・」と彼は言った。
「それは○○の地の人に失礼だな。」と言った後、オレは○○のことについて話し始めた。実は古(いにしえ)から商人の町であること、名物、地場産業、有名企業、出身の有名人、大きな取引先など・・・。

彼はたまたまこの日オレが誘ったのではないことがわかったようだ。

「住めば都って言うだろ?本当の意味は“徳のある人は何処に住んでも人々が集まって都のようになる”らしい」なんて誰かの請け売りを言ってみたりもした。「それに君の実家がある東京には60kmくらいじゃないか・・・いつでも帰れるよ。ここからなら苫小牧の距離だからな・・・。」

ちょっと説教じみた話になったので・・・。
「これはさぁ、若いヤツには誰にでも言ってるんだけど・・・女作れよ、女。近いから東京でもいいんだけどさぁ、なるべくなら職場の近くで、な。数人しかいない営業所の中で毎日仕事のことばかりじゃあな。おかしくなっちまう。何かウキウキするようなもの作らないと。変な話、若いから身体も欲するだろ?それと・・・愚痴言えるような飲み屋作れよ。おっちゃんとおばちゃんでやっているような、さ。たぶん○○ならそんな人情じみた居酒屋があるはずだ。自らを律することは大切だけどな、吐き出すところもないとおかしくなっちまう。」とも言っておいた。

だいぶ話が弾んだ。酒も進んだ。後半はバカ話をしていた。

零時近くになって、さて、店を出ようという時に最後に付け加えた。
「さっきちょっと感情的になったろ。女の話してたとき、はしゃいで嬉しそうだったよな。あれでいいんだ、あれで。オレみたいにいい歳こいてこれじゃ困るんだけど、若いうちはあれでいい。もっともっと喜怒哀楽出そうぜ。プライベートも仕事も。」彼は頷いていた。そして「3月もう一度飲んでもらえませんか?仕事のことについて一度でいいから神戸さんに聞いてみたいんです。」

困ったな、仕事の話は苦手だ。だけどリクエストならしょうがない。
「いいよ、いつでも。最優先するよ。今度は君から誘ってくれ。ただなぁ、仕事のことはなぁ・・・話しても役に立たないかもしれないぜ。何せオレは天才肌だからな」と言って舌を出しておいた。

はばたく若手に幸あれ。

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