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zoom RSS 最近テレビ番組で何度か見たんだけど。多摩川おさかなポスト。飼えないならやめとけよ。ペット禍。外来種。

<<   作成日時 : 2010/06/06 11:40   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

こんにちは。

札幌もついに「渓流シーズン」なわけだが、最近、「川」のことについてのテレビ番組を見ることがあった。

一昨日かその前の日のズームインスーパーでもやっていたのであるが、多摩川には「おさかなポスト」というのがあるらしい。
何か・・・と言うと大口バス、小口バスを始めとする日本の内水面(淡水)を席巻する外来種等を増やさないために「多摩川に捨てるくらいなら、ここに入れて」ということを意図する「魚捨て場」らしい。

それを水族館形式にして見せているのはこの人。
http://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-7852.htm
山崎充哲(ヤマザキミツアキ)さん。

「おさかなポスト」を設置してわかったことは・・・もう少しで様々な「熱帯魚」が放たれようとしている、ということなのらしい。いや、すでに放されているものも多いという。

グッピー、エンゼルフィッシュなんぞは可愛いものらしい。普通に水辺にいるらしいぞ。これらは天然繁殖してしまっているものもようだ。
これら小型種だけでなく大型種も生息しているという。
ガーパイク、肺魚、バラマンディ、プレコ、オスカー・・・中には超高級魚アロアナを放つ人もいるらしい。

そしてそれらが巨大化して生態系を崩しかねないということのようだ。
これらの魚がまさか天然繁殖することはないだろうが、大型化するだけでその生態系を崩すのは明らか。

実はこの中で「増えているかもしれない」なんて思える種類もいるんだよね。それは「ガーフィッシュ」系統。
確かに「見栄え」する魚ではあると思う。
コヤツらがペットとして飼われていて・・・多摩川に捨てられていたらしい。
もともと大型種を飼うのにはそれなりの水槽などが必要となるわけだが、恐らくは「大きくなりすぎたから」とか「エサ代がバカにならないから」とか言うような理由で放たれたものだろう。勝手なものだ。

オレが社会人になってから友人となったO氏は今から10年弱前に「ガーフィッシュ」を多摩川で掛けているらしい。取り込みの段でルアーを粉砕されたという。

その話を聞いた当時、「またまたぁ」なんて思ったのだが、そのころ住んでいた武蔵小杉の社宅から出勤のために見た東横線からの川筋の伏流には「湯気」が上がっていた。つまり、排水はかなりの温度があったということになる。それを見ると「生きていてもおかしくないかな」と。

そして昨晩やっていたテレビでも「アリゲーターガー」捕獲作戦・・・なんてことをやっていたから未だに個体がいるということだろう。次から次へと捨てられていって強い個体は冬を越してしまうのかもしれない。

これが繁殖しちまったら「大変なこと」なわけである。そんなものが生息していることが「おかしい」のは事実だが、一世代で終わっていればまだ良いと思う。そこで生態系の大きな変化はない。

寧ろ低温に耐えられ、かつ次世代の創造する「グッピー」なんぞがヤバいと思うぞ。
彼らは卵胎生であるために・・・魚にとって一番命を落としやすい卵の時代が「親魚の腹の中」ということになる。そして1シーズンに何度か“出産”するから確実に増えていくわけである。

川崎市に住んでいたとき、近所に人工河川が流れていた。地下水の汲み上げで流れができていた。ここにもいろいろなものが放流されていたが・・・生き残っていると思われるものはグッピーぐらいのものだった。行政によって大量に放たれた鯉が川のそこここに見られたが、彼らが他の魚が産卵してもその卵を食べてしまうようだった。やはり行政によってオイカワが放されたこともあり、産卵行動を目にしたこともあったが、恐らくは鯉に卵を食べられてしまい一世代で死滅してしまったものと思われる。そして・・・鯉そのものも産卵行動が見られたが仲間たちによってその卵が食べられてしまったものと思われる。

そんな中で唯一次世代を残していたのはグッピーだった。彼らはある水域に異常に多く住んでいてコロニーのようなものを形成していた。そして“地下水の汲み上げ”という条件が水温5℃くらいまでなら耐えうる彼らを生存させてしまう結果となったわけである。

彼らがあまり問題になっていないのは生態系の低位にいるということ・・・なんだろう。そしてかつて問題になったタップミノー(カダヤシ)に比べてその個体も小さいからだと思う。しかし、これ以上生息域を広げてはならない。
彼ら他の大陸を故郷とするものは「全く日本の生態系に馴染めない」か「爆発的に増える」のいずれかだからだ。
前者は「おいしい」という理由で昭和50年代に盛んに放流されたヘペレイであり、後者はご存知の通り大口バスなのである。そしてグッピーは確実に後者となりうるだけの要素を持っている。生態系の低位にいるものでも看過できないと思うのである。

多摩川に定着しているのは・・・外来種だけかと言うとそうではない。
すでに鮎の放流で何十年も前から生息し、多摩川の代表的な魚の一つとなっているオイカワや釣りの対象として放流されているヘラブナを始めとして今やいろいろな日本淡水魚が生息しているようだ。

関西や北陸の一部にしか生息しておらず、天然記念物にもなっているオヤニラミは多摩川水域の至るところに生息しているらしい。多摩川全体を見れば中、下流域は両岸は護岸されてしまっているが、中州や河原には増水時にできた野池が沢山あり、ここがオヤニラミにとってちょうど良い棲家になっているらしい。彼らは親が卵を守るので他の魚に卵を食べられる可能性も低く、その数を増やしているようだ。
そしてそのオヤニラミに托卵するムギツクもまた生息域を広げているという。

これら日本淡水魚の種類も増えている・・・というのをどう捉えるかというのは大変難しい問題だと思う。もともと住んでいた地域では「天然記念物」とされているものが、多摩川では増えている・・・「種の保存」と言う意味ではいいかもしれないし、かつていったんは爆発的に増えた雷魚は故郷が同じ東アジアということで「生態系に取り込まれた
」のだから恐らくはオヤニラミなどが「爆発的」に増えるってこともないかと思っている。

しかし、「居てはいけないような魚」がそこに居るというのは個人的にはあまり喜ぶべきものではないと思うんだけどな。

多摩川の話を書いたが・・・ここ北海道もまた・・・在来種を脅かすほど外来種が増えているという事実があるんだけどな。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しく拝見してます。北海道の魚の外来種の代表格としてはニジマスやブラウントラウトなどありますが、千歳川のとある支流では20年位前ではブラウントラウトなど皆無でヤマベがメインの川でしたが、昨年久しぶりにその川で竿を出すとヤマベは一切釣れずにブラウン一色でした。一部の釣り人の゛釣って楽しいから″だけの放流により生態系が崩れた川でとても残念です。あと、川の側の釣り堀も困り物だと思います。業者サンにとっては成長が早い魚等はいいのかもしれませんが、自然災害等の事故で流出したらと思うと…。長々とすみませんでした。
水溜まり釣師
2010/06/06 13:17
水溜まり釣師さん、こんにちは。
いつもご覧になって頂いているとのこと。有難うございます。関東の渓流ではすでに放流がなければ釣りにならないほどの「なくてはならないもの」となっており、そうした環境になってしまったことは致し方ないものとあきらめております。ただ、今回話題にした「外来種を放つ」という環境上のモラル、そしてペットを飼うという人としてのモラルは別物と思っておりますが。
自然が豊富なここ北海道において、なぜブラウンやブルックなどを放流した時期があったのか。甚だ疑問なわけです。関東ではこれらの魚は放流してもほとんどの場合、一世代で死滅してしまいますが、北海道ではきちんと繁殖してしまう・・・そのあたりの理解があまりなく放流がなされたものと思われます。
釣り人の側もそして行政側もその当時の誤った理解による放流が現在に至っているようで残念です。
仰る通り、「釣って楽しいから」だけの放流だったんでしょうね。
また遊びにきてください。
神戸MPV
2010/06/07 07:05

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