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zoom RSS かつて釣り番組の製作に手を貸した時の話。釣りのプロは大変。結局NGだったのかも不明。その3。準備。

<<   作成日時 : 2009/11/28 11:44   >>

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こんにちは。

先日のブログの続き。

かつて釣り番組の製作に手を貸した時の話。釣りのプロは大変。結局NGだったのかも不明。その2。
http://94432163.at.webry.info/200911/article_28.html

番組制作は3月の中旬に行われた。
オレ、営業だから決算期である3月は忙しい。そんな中でも無論釣りには行くがあくまで「ストレス発散」の域を出ないものであり・・・釣り番組の製作なんて神経を遣いそうなものに手を貸そうなんてことは考えにくい。
ただ、この年のオレは「一応営業だけどあまり数字をごちゃごちゃ言われない」セクションにいた。そして後にも先にもないだろうが「ごちゃごちゃ言われない程度」の数字は出来上がっていた・・・そんな心の余裕もあってNの依頼を受けてしまったのかもしれない。

撮影日のある週の半ばにNから連絡があった。(前回に続き青字はNの発言)
「神戸ちゃん、週末はよろぴくねぇ。今メモ取れるかなぁ。当日は西伊豆の●●港に13時に集合ってことで。あ、服なんだけどね・・・ライジャケとかアウターはコッチで用意するからさ。サイズはLでいいよね。じゃあ・・・」

「おい、ちょっと待てよ。オレ、自分で運転して行くわけ?」

「あーそうなのよ。ごめんねぇ。オレはさぁ、フィッシングギャルを名古屋まで拾いに行かないといけないから。釣り名人の人たちも自分たちで来てもらっているの。そういうルールなんだよ。」

「それ、どんなルールなんだよ?独りで運転してくからいいよ。」

「ごめんねぇ・・・じゃあ・・・」

「ちょちょ・・・ちょっと待て・・・エサとか仕掛とかはどーすんだ?」

「それは思ったとおりのもの使ってよ。コッチでも用意するけどねぇ。もしわからなかったら名人たちに今晩でも聞いてみて。連絡先はねぇ・・・・・・・・・・だから。“今回の企画に参加させてもらう神戸です”って言ってもらえればいいようにしておく。」

「なんでオレがそんなへりくだらなきゃいけないんだよ。まぁいいや、オマエと話していても五里霧中になるだけだ」

「そう、あんまり心配しないで。シロウトっぽさが今回の企画のキモなんだから。」


オレはその夜、名人とやらに電話してみることにした。確かに何にせよ当日いろいろとお世話になることは事実であるし、ご挨拶も兼ねて電話してみた。(緑字は名人Aの発言)
「始めまして、Aさんでいらっしゃいますでしょうか。今週末、Nさんの企画に参加させていただきます神戸と申します。宜しくお願いいたします。早速ですが・・・」

「あ、あなたが今回の発案者の方ね。どうぞよろしく。」

ま、待て・・・オレ、発案者じゃないし・・・まさかNのヤツ・・・この人たちにまで「ドシロウトの発案」ということにしているのだろうか?
「よ、宜しくお願いいたします。あの、早速ですが、過去にマダイの投げ釣りはやったことがあるのですが、エサはユムシとイワイソメなんかでいいんでしょうか?関西の方は塩イワシを使ったりもするようですが・・・」

「よくわからないんだよね。まぁ、投げ釣りなら一般的にはユムシとイワイソメなんだろうけど・・・春先の西伊豆でマダイなんかやったことないし・・・」
オレは正直、「なんだコイツ・・・」と思った。

「あの、プロの方ですよね。駿河湾のエサの傾向を事前に研究されるとか、そういうことしないんですか?」

「あのねぇ・・・ちょっと言わせてもらうけど、今回企画に無理がありすぎるんだよね。Nさんの友だちだからと言って“番組に出たい”とか“企画に加わらせろ”とか・・・ちょっと違うんじゃないの?もし、企画倒れになって番組にならなかったら、コッチは成功報酬は無しなんだよ。それに投げ釣り自体、私はあまりやらないし。」

「も、申し訳ありません・・・。では当日宜しくお願いします。」
電話を切らざるを得なかった。

な、なんと言うことだ。助けてくれると思っていた“名人”がすでに敵に回っている。
“わがままなドシロウトがテレビに出たいばっかりに知り合いのディレクターに頼み込んで無理な取材を敢行させようとしている”という構図が手に取るようにわかった瞬間であった。
「あのヤロウ・・・」とNに対して思った。一応、ヤツも仕事だろうから名人との会話は体裁を保ってやった。しかし、この状態で取材がうまくいくはずもない・・・もう一人の名人も怒っているかもしれない。それにすでに一人目は「あまり投げ釣りをやらない」なんて言ってたぞ・・・オレの方が経験あったら・・・どうするんだ?
怒りがこみあげて来てNに電話をした。しかし十数回コールしても留守電にも繋がらなかった。
「もうしばらくしたら電話するか」

オレは週末の話を断るつもりでいた。「こういう状態なら・・・やめよう。わがままついでにオレが断ってきたことにすりゃ、今後のオマエの仕事にもあまり影響しないだろ!」と言うつもりであった。
10分後電話してみた。
「・・・ただいまこの電話は電波の届かないところにあるか電源が入っていないため繋がりません。」
その後何度かけても
「・・・ただいまこの電話は・・・」
であった。ちっくしょー絶対に断ってやる。

ただ、翌日もコールされっぱなしか「・・・ただいまこの電話は・・・」であった。Nのヤツ、シカトこく気か。

金曜日の朝、目覚めるとオレの携帯に着信があった。留守電が入っている。
「神戸ちゃん、Nです。昨日は電話出られなくてごめんねぇ。別の取材が入っていてさ。もうスタジオに缶詰状態だったのよ。売れないミュージシャンを世の中に出すって企画でね。これがもう大変なのよ。路上ライブやらせたり、自主製作のCD作らせちゃったりしてさ、それでねぇ・・・」
一つ目の留守電はオレが聞きたいことはなんら入っていなかった。もうひとつ留守電が入っていた。
「あ、さっきの続きと言うかお詫びと言うか・・・Aさんちょっと誤解しちゃっててさぁ、ちゃんとワケは話して神戸ちゃんとの仲、取り持っておいてあげたからさー。土曜日よろぴくね。」

コイツはどこまでお幸せなヤツなんだ・・・と思った。
オレはすぐさま電話をかけた。Nが出た。
「あ、神戸ちゃん留守電聞いてくれたでしょ。明日よろぴくね。あ、もう新幹線乗らなきゃならないから〜。」
プープープー。一方的にしゃべられた後に、むなしい音が電話口でこだましていた。
周りは静かだったし・・・絶対に駅じゃない・・・。
すぐさま電話をしたが、
「・・・ただいまこの電話は・・・」
という機械音声が響くだけなのであった。

その晩・・・上州屋から買ってきたビックサーフに黙々とハリスを結ぶオレがいた。
この話、続く。

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